Tag: 頸部ジストニア

  • 日本で受けられる頸部ジストニアの5つの主要な治療法

    日本で受けられる頸部ジストニアの5つの主要な治療法

    はじめに

    こんにちは。「Dystonia Japan」の管理人です。
    今回は、日本で受けられる頸部ジストニアの5つの主要な治療法についてご紹介します。
    それぞれの方法には適したケースがあり、症状の重さや反応によって選択が異なります。


    1. ボツリヌス毒素注射

    頸部ジストニアの第一選択治療として広く行われています。
    過剰に収縮する首の筋肉を一時的に弱め、動きを和らげます。
    通常は3〜4か月ごとに繰り返し投与が必要です。


    2. 内服薬

    筋肉の過剰活動や痛みを軽減するために内服薬が使用されることがあります。
    抗コリン薬、筋弛緩薬、場合によってはベンゾジアゼピン系などが用いられます。
    ボトックス注射だけで十分な効果が得られない場合に検討されます。


    3. 理学療法

    柔軟性を保ち、不快感を減らすためにリハビリは重要です。
    ストレッチ、姿勢トレーニング、軽い筋力強化などが行われます。
    他の治療と組み合わせることでより効果的です。


    4. 神経可塑性トレーニング

    脳の回路が再編成される力(神経可塑性)を活用した新しいアプローチです。
    特定の運動練習や注意訓練、感覚のリトレーニングを組み合わせ、より良い運動制御を取り戻すことを目指します。
    非侵襲的で、日常的に取り組める点が特徴です。


    5. 脳深部刺激療法(DBS)

    他の治療で十分な効果が得られない重症例に対して行われる外科的治療です。
    脳の特定部位に電極を埋め込み、異常な活動を電気刺激で調整します。
    複雑なケースや難治例で検討されます。


    まとめ

    頸部ジストニアには、注射や内服薬からリハビリ、神経可塑性を活かした新しい訓練法まで、幅広い治療オプションがあります。
    より重い症状には外科的治療であるDBSも選択肢となります。
    正しい情報を得て、専門医に相談することが大切です。
    NCNP難病情報センター といった公的機関の情報も活用しながら、「Dystonia Japan」でも引き続き有用な情報を発信していきます。

  • 頸部ジストニアとは?種類・症状・日本での主な治療法について

    頸部ジストニアとは?種類・症状・日本での主な治療法について

    はじめに

    こんにちは。「ディストニア回復ジャーナル」の管理人です。
    私はジストニア患者であり、研究者として日々最新情報を追っています。
    今回は、ジストニアの中でも比較的多い 頸部ジストニア(けいぶジストニア) について、できるだけ専門用語を避け、患者さんやご家族にもわかりやすく解説します。


    頸部ジストニアとは?

    頸部ジストニアは、首や肩の筋肉が意図せず収縮し、頭や首が不自然な方向に傾いたり回ったりする運動障害です。


    主な症状

    • 首が一方向に傾く、または回る
    • 首や肩の慢性的な痛み
    • 動きの制限による日常生活や仕事への支障

    頸部ジストニアの種類

    • ラテロコリス(Laterocollis):頭が左右に傾く
    • アンテロコリス(Anterocollis):頭が前に倒れる
    • レトロコリス(Retrocollis):頭が後ろに反る
    • トルティコリス(Torticollis):首が左右にねじれる
    • 複合型頸部ジストニア:複数のタイプが組み合わさる

    日本で受けられる主な治療法

    1. ボツリヌス毒素(ボトックス)注射

    筋肉の過剰な収縮を和らげ、症状を軽減します。多くの場合、3〜4か月ごとに継続投与が必要です。

    2. 脳深部刺激療法(DBS)

    脳に電極を埋め込み、電気刺激で異常信号を抑える外科治療です。重症例で他の治療が効果を示さない場合に検討。

    3. 経頭蓋磁気刺激(TMS)

    磁気で脳の活動を調整する非侵襲的治療。まだ研究段階ですが、日本国内の一部施設で実施。


    回復のためのアプローチ

    薬物療法や外科治療だけでなく、リハビリテーションや生活習慣の工夫も重要です。
    患者主体のリカバリー手法については、Dystonia Recovery Program(https://dystoniarecoveryprogram.com)でも紹介しています。


    まとめ

    頸部ジストニアは、症状のタイプや進行度によって最適な治療法が異なります。正しい情報収集専門医との相談が重要です。

    公式情報(難病情報センター、NCNPなど)や患者支援情報を活用し、生活の質向上を目指す

    症状が疑われる場合は、早めに神経内科または脳神経外科を受診