はじめに
こんにちは。「ディストニア回復ジャーナル」の管理人です。
私はジストニア患者であり、研究者として日々最新情報を追っています。
今回は、ジストニアの中でも比較的多い 頸部ジストニア(けいぶジストニア) について、できるだけ専門用語を避け、患者さんやご家族にもわかりやすく解説します。
頸部ジストニアとは?
頸部ジストニアは、首や肩の筋肉が意図せず収縮し、頭や首が不自然な方向に傾いたり回ったりする運動障害です。
- DMRF(Dystonia Medical Research Foundation):https://dystonia-foundation.org/
- 難病情報センター「ジストニア」総説:https://www.nanbyou.or.jp/entry/2355
主な症状
- 首が一方向に傾く、または回る
- 首や肩の慢性的な痛み
- 動きの制限による日常生活や仕事への支障
頸部ジストニアの種類
- ラテロコリス(Laterocollis):頭が左右に傾く
- アンテロコリス(Anterocollis):頭が前に倒れる
- レトロコリス(Retrocollis):頭が後ろに反る
- トルティコリス(Torticollis):首が左右にねじれる
- 複合型頸部ジストニア:複数のタイプが組み合わさる
日本で受けられる主な治療法
1. ボツリヌス毒素(ボトックス)注射
筋肉の過剰な収縮を和らげ、症状を軽減します。多くの場合、3〜4か月ごとに継続投与が必要です。
- 日本ボツリヌス治療学会(公式):https://www.j-neurotoxin-therapy.jp/
2. 脳深部刺激療法(DBS)
脳に電極を埋め込み、電気刺激で異常信号を抑える外科治療です。重症例で他の治療が効果を示さない場合に検討。
- 東京女子医科大学 脳神経外科(公式):https://www.twmu.ac.jp/info-twmu/departments/neurosurgery.html
3. 経頭蓋磁気刺激(TMS)
磁気で脳の活動を調整する非侵襲的治療。まだ研究段階ですが、日本国内の一部施設で実施。
- 国立精神・神経医療研究センター(NCNP):https://www.ncnp.go.jp/
回復のためのアプローチ
薬物療法や外科治療だけでなく、リハビリテーションや生活習慣の工夫も重要です。
患者主体のリカバリー手法については、Dystonia Recovery Program(https://dystoniarecoveryprogram.com)でも紹介しています。
まとめ
頸部ジストニアは、症状のタイプや進行度によって最適な治療法が異なります。正しい情報収集と専門医との相談が重要です。

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